こんにちは。
あっという間に桜の季節が過ぎましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
今月は「御黒飯」についてお話致します。
葬儀や法要などで、黒飯を振舞うことは
北海道で広く行われている風習です。
諸説ありますが、お隣の国中国では、
めでたい婚礼を「紅事」、
死者を悼む葬儀を「白事」とする文化があり、
日本もかつては白を葬儀の色としており、
北海道でも時間をかけて白いおこわに黒豆を入れた
御黒飯が広く食べられるようになったようです。
法要などでいただいた御黒飯は、故人の思い出などを
語らいながらいただくことも良い供養になると思います。
余談になりますが、地域によっては「赤飯供養」と呼ばれ、
小豆の赤い色が邪気を払うという説があり、
お赤飯を食べる風習もあるようです。
もしもの時、まずは一人で悩まずに
菩提寺や私たちやすらぎの終活カウセラーに
相談してみてはいかがでしょうか?