納棺の際におこなう
「旅支度」とは何ですか?
湯灌・納棺の際に、白装束・足袋・脚絆・手甲・数珠・杖などを、
故人に着付けることを「旅支度」といいます。
宗教宗派によって人の死の受け止め方には違いがありますが、
例えば浄土真宗では「旅支度」をせず、故人をきれいに
「身支度」して送り出してあげます。
共通していることは、故人はこの世での生活を終えて
新たな世界へ行く身なりを整えてあげるという想いが大切だと思います。
その姿はできるだけ生前に近い姿で、親族みんなで整えますが、
最近では葬儀社がその役目をしております。
納棺は大切な儀式のひとつです。簡略化するところもあるようですが、
心を込めて「身支度」してあげたいですね。
もしもの時、まずは一人で悩まずに菩提寺や
私たちやすらぎの終活カウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか